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常夏マレーシア留学日記

  • 執筆者の写真: tuatstudyabroad
    tuatstudyabroad
  • 2020年3月17日
  • 読了時間: 4分

こんにちは!私は東京農工大学大学院に通うらざほです。現在は化学メーカーの生産技術職に内定しております。

私は学部3年生の時にマレーシア・ジョホール州にあるマレーシア工科大学へ半年間留学していました。学部時代の所属は化学工学を専攻している化学システム工学科で、派遣先でも化学工学を専攻とする学科に派遣されました。



プロフィール

名前:らざほ

派遣時の所属:工学部 化学システム工学科3年

進路:農工大大学院進学→化学メーカー

留学先:マレーシア工科大学

留学期間:半年間



留学のきっかけ

私は本学に後期試験で合格し入学しました。第一志望は別の大学で、残念ながら不合格となって本学に入学しました。もちろんこの大学でも学びたいことがあったため、そこまで後悔していたわけではありませんでした。この悔しさをばねにして何か新しいことに挑戦したいと考える日々を過ごしていました。



大学二年生のある日、私の友人が東南アジアから本学に来た留学生と地元の小学生が日本の郷土料理を作る交流会のボランティアに誘ってくれた。実は、英語に関しては多少の自信があって、きちんと留学生と交流できると思い込んでいました。実際はその逆で、簡単な単語すらとっさには出てこず、全く意思疎通のできない状況が続いてしまいました。身振り手振りを交えてその場はなんとか切り抜けましたが、自分の不甲斐なさにショックを受けてしまいました。今から取り組むなら英語しかないと確信しました。ちょうど本学では東南アジアへの交換留学プログラムであるAIMSプログラム(当時)の募集がなされており、勢いで応募しました。留学への思いを理解してもらえたようで、無事プログラム生として採用されました。



留学準備

日本とは全く異なる環境である程度長期間過ごすことになるので、まずは滞在先国の分化や風習がどういったものなのかを学ぶことから始めました。日本では当然の認識であることが通用しない点が多数あり、気候や風土も未体験の領域であったので、大使館のホームページや旅行ガイドブック、SNSなどから広く収集しました。



また、これら滞在先の情報収集と並行して英語学習に取り組みました。しかし、授業やアルバイトといった日常生活を送りながらの学習だったため、自身の専攻に関わる英単語を理解することを主目的として行いました。また、現地でリスニングに苦労することは容易に想像できたため、TOEICの受験や動画配信サービスで洋画を視聴するなど、英語になれる習慣を身に着けていきました。



留学中の生活

いざ留学生活が始まりました。出発前はあれこれと不安が募っていましたが、現在ではスマートフォンを駆使して各種情報を駆使できるため生活で困った部分は出てきませんでした。食事もアジア圏というのもあってお米が主食であり、それほど時間をかけることなくなれることができました。また近年の日本食ブームはマレーシアでも巻き起こっており、適度に他の食事を取ることもできました。気候は日本の夏の気候が毎日続くようなもので、身軽な恰好で生活することができます。


マレーシア工科大学
マレーシアでの食事(学食)

マレーシア工科大学 留学
クラスメイトとマレーシアでも人気の日本食を放課後食べに行く

マレーシア工科大学 農工大
学内の風景


留学中の学習

日本の大学では基本的に受け身で授業は聞いていました。しかしマレーシアの大学では皆が積極的に手を挙げて発言し、ディスカッションは授業中に何度も発生していました。あまりの違いに大きなショックを受けてしまいました。そして日常会話ではなんとかなっていた英語も授業となれば聞きとるのが難しくなりました。日本では授業を個人で受けて居る印象が強いですが、先述したようにマレーシアでは授業中でも積極的に議論が巻き起こることから、周りの友人たちの助けを求めることとしました。テストもすべて英語でなかなか大変でしたが、クラスの皆で協力して取り組むことでなんとか乗り越えることができました。


マレーシア工科大学 留学 農工大
実験班のメンバーと

マレーシア工科大学 留学 農工大
休日にはマレーシアを旅行


留学を振り返って

大学では一人暮らしをしていたとはいえ、海外での長期の暮らしは初めての経験で不安な部分は多い状況でした。しかし、現地での多くの人の力を借りることでなんとか留学生活を達成することができました。単に英語力を身につけただけではなく、社会に出た後に必要になってくる協調性の重要さを学ぶことができました。



留学を考えている人へのメッセージ

行こうかどうか迷っているなら行く方がいいかと思います。行ったことを後悔することはまずないでしょう。想像以上にサポートする体制が整っているので、安心して取り組むことができますよ。

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